現役講師が教えるパーソナルトレーナーの勉強方法

現役講師が教えるパーソナルトレーナーの勉強方法


ライター

トレーナーになり立てのころは、どうやって勉強すればいいのか悩んでいる方も多いかと思います。そこで今回は、私が実際に行っているパーソナルトレーナーとしての勉強方法について説明します。

数年前に比べ、最近はインターネットで調べるとある程度の情報をいつでも、誰でも得やすくなりました。

しかし、私自身の経験から言えるのは、トレーナーを仕事としていくのであればネットだけの情報には限界があるということです。

パーソナルトレーナーに限らず人の身体に携わる仕事をしていくのであれば常に勉強していく必要があり、正しい情報を学び続けることが大切です。

しかし、トレーナーになり立てのころは、どうやって勉強すればいいのか悩んでいる方も多いかと思います。そこで今回は、私が実際に行っているパーソナルトレーナーとしての勉強方法について説明します。

勉強方法を模索している方、トレーナーになり立てで何から勉強していいのか悩んでいる方に少しでも参考になればと思います。

学ぶ目的を定める重要さ

トレーナーは、顧客が求めることに適切な知識と経験で応えるのが仕事です。

自分自身が、「何を提供していきたいのか」、「どういう目的のお客様をサポートしていきたいか」。目的によって勉強する分野が異なるため、をしっかりと考えて勉強する分野を選択していくことが重要です。

ある程度の基礎知識を学んでいく中で、目的を定めることを念頭に入れておくのも良いかと思います。

基礎はどのようにして学ぶべきか

パーソナルトレーナーとして必要な学びの基礎となる分野は、まず”機能解剖学・生理学・運動学”。

この3つの分野は、トレーニング指導をしていく中でベースとなる知識であり、しっかりと勉強していくことが重要です。

まず、基本な勉強方法としては参考書(書籍)を購入することです。しかし、本だけでは理解が難しい部分もあるため、参考書と合わせ講座やセミナーに参加して学ぶ方法がおすすめです

様々な方法で学ぶことでより理解が深まり基礎を正しく学ぶことができます。

そしてベースをしっかりと身につけていくことで、トレーニングの幅も拡がり、運動中に身体ではどういうことが起こっているかなどを適切に説明できるようになります。

具体例

私の場合、

  • スポーツをやっていて競技力の向上させたい
  • 姿勢を改善したい
  • 痛みを起こさず動きたい

こういった悩みを持った方をサポートしたいと考えています。

具体的にこうった方をサポートしていくための勉強方法ですが、正確性に欠ける情報も多いネットだけに頼るのはあまりおすすできません。より正確な知識を得るためには以下のような勉強方法も必要になると思います。

  • 文献の購入
  • トレーニングやリハビリ関連の定期雑誌
  • 無料の定期情報誌
  • セミナーへの参加
  • 有料トレーナーサイト
  • トレーナーBLOG
文献の購入
解剖学、生理学、運動学に関する書籍の購入
トレーニングに関する書籍の購入
参考にしている定期雑誌
TARZAN(ターザン)
トレーニングジャーナル
コーチングクリニック
スポーツメディシン
臨床スポーツ医学
無料の定期情報誌
月間NEXT
セミナー受講
アタックネット
http://www.atacknet.co.jp/seminar/index.php
XPERT
https://xpert.link/
PT.OTネット
https://www.pt-ot-st.net/
SNS
Facebook・Instagram
トレーナー向け有料サイト
kinetikos
https://kinetikos.jp/
海外講師の情報を翻訳してくれた情報を提供して下さるサイトで、海外のトレーナーの最新の情報を学ぶことができます。
MOVE FREE ONLINE
https://www.movefreeonline.net/
動きづくりに関連する内容も中心としたトレーナー向け情報サイトです。
トレーナーBLOG
S&Cつれづれ
http://kawamorinaoki.jp/
CHAINON
https://www.chainon.me/

実践に使える知識と技術を習得するのに一番おすすめなのがセミナーです。

その他、有料サイト。インターネット経由でセミナーの動画なども配信されていることもあり、自宅に居ながらセミナーの受講もできます。こういったサービスを利用することも効率よく勉強する方法の一つです。

まとめ

簡単にですがブログやセミナーなど私が現在勉強している方法をざっと説明してみました。

参加者と情報交換できることも実践に習得したことを活かせる勉強になるので、成長のためには同志を増やしていくこと是非積極的に行っていくべきだと思います。

そして、そのためには勉強でインプットしたことはアウトプットすることを忘れないようにしましょう。

そうすることで、自分の記憶にも残りやすく、新しい情報を得やすくなるといったメリットも実感できるはずです。短くシンプルな内容となってしまいましたが、少しでもお役に立てば幸いです。

カテゴリ:トレーナー向け

取材・この記事を書いた人

投稿者・寄稿者
御厨 広志 (mikuriya)

某スポーツクラブのチーフトレーナーを経てジュニア、プロアスリートへの指導業務にも従事。科学的根拠に基づいた指導と機能的で動ける身体作り・痛みを出さない身体作りを得意とするパーソナルトレーナー。


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