筋トレ・ダイエットに鶏むね肉が欠かせない理由
はじめまして、マッスルイラストレーターの内記(ナイキ)と申します!
この度トレタスブログ様にて記事を執筆させていただくことになりました。普段はツイッターにてボディメイクについてイラストで解説をさせて頂いております。
「わかりやすく丁寧に」をモットーにした投稿を心がけておりますので、興味のある方は是非チェックしてみてください!
さて今回のテーマは、「筋トレ・ダイエットに鶏むね肉が欠かせない理由」です。
ダイエッター(ダイエットをしている方々)やマッチョ達が、よく鶏むね肉を食べている姿を目にすることがあると思いますが、その理由はどういったところにあるのか。今回はその謎をイラストで楽しく、そして分かりやすく説明します。
はじめにこれだけは説明しておきたいのですが、ダイエッターやマッチョ達が、ただカロリーが低いという理由だけで鶏むね肉を食べているわけではありません!他にもちゃんと理由があります!
鶏むね肉の特徴
まずは鶏むね肉の特徴から見ていきましょう。
- 皮なし鶏むね肉100gあたり
- カロリー : 108kcal
- タンパク質 : 22.3g
- 脂質 : 1.5g
- 炭水化物 : 0g
皮を剥いだ鶏むね肉はほぼ純粋なたんぱく質の塊であることが分かります。
(ちなみにコンビニでよく見かけるサラダチキンはこの鶏むね肉を蒸したものになりますので似たようなカロリー・成分をしています。)
この栄養素を見ると、タンパク質はタンパク質は筋肉の材料になるため、マッチョ達が好んで食べることもうなずけますよね。(笑)
また、ダイエット中はアンダーカロリーと言って、摂取カロリーが消費カロリーを上回った状態になります。この状態を異化(いか)と言い、脂肪の筋肉も分解されやすい状態になってしまいます。
筋肉が落ちることは、リバウンドにも繋がるため、キレイに痩せるためにこの異化(いか)を避ける必要があります。
そして、そこで役に立つのがこの鶏むね肉なんです!
筋肉の分解が進みやすい異化の状態でも、十分な量のたんぱく質を摂取することで筋分解をある程度防ぐことができます!
尚且つ、鶏むね肉はカロリーも低いため気軽に食べられダイエッターの味方になるというわけなんですね。
鶏むね肉は純粋なたんぱく質
鶏むね肉の特徴紹介でも簡単に触れましたが、鶏むね肉は他に脂質や糖質がほとんど含んでいないため、ほぼ純粋なたんぱく質といえます。
(実は純粋なたんぱく質って意外と少ないんですよね…。)
例えば、家庭科の教科書なんかでもたんぱく質の代表例として紹介されている魚やチーズ、卵などは確かにたんぱく質もそれなりに多く含まれるのですが、カロリーに占める割合として一番多く含まれている栄養素は脂質であることが多いです。(※種類にもよる)
なので、意識せずに高たんぱく質の食事を摂ろうとすると思いがけず脂質を大量に摂取することにつながり、引締まった体にはなれません!
ちなみに、ほぼ純粋なたんぱく質として他に挙げらあれる食材としては、プロテイン・卵白などがあげられます。
「え?これだけ?」と思った方も多いと思いますが、先ほどもボヤいたように案外純粋なたんぱく質の食材って少ないんですよね。
エビや牛ヒレ肉なんかもほぼ純粋なたんぱく質ですが、値段が高いことが多くリッチな方以外は継続的に食べ続ける食材としては適しません。
上記を踏まえ、味付けや調理法でバリエーションをつけられる鶏むね肉をメインの食材としてたんぱく質を摂取することが筆者のおすすめです。
疲労回復効果を持つイミダペプチド
筋トレはもちろん、ダイエットでも疲労は溜まります。
ダイエッターの中には、筋トレ・食事制限・さらにランニングなどの食事制限を行う方も多く、疲労を感じている方もいるかと思います。そしてまさに今のこの夏の時期は特にですね。
でも鶏肉は飽きた…なんてことも…。でも、こういうときにこそ鶏むね肉はおすすめです。というのも、鶏むね肉に含まれる「イミダペプチド」という物質は疲労回復が期待できるからです。
この「イミダペプチド」は、鶏むね肉に特に多く含まれ、1日たった100g食べるだけでも目標摂取量である200mgを十分満たしてくれます。
100gだと1日1回サラダチキンを食べるだけでも達成できてしまうので、最低1食だけでも鶏むね肉を食べる機会を設けてあげれば、疲労を溜め込まず筋トレやダイエットを継続していくことが期待できます!
咀嚼によるヒスタミンとダイエット効果
上記で鶏むね肉には疲労回復、余計な脂質や糖を含まないといった特徴があると説明しましたが、僕が思うに、鶏むね肉の最大の恩恵は別のところにあると考えています。
それが「ヒスタミン」です!
突然ですが、「よく噛んで食べるとおなか一杯になるよ!」どなたでも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
これには、ちゃんとした理由があります。
実際によく噛んで食べることによって「ヒスタミン」という物質が分泌され、満腹感を感じやすくなるのです。
純粋なたんぱく質を摂取したい場合、プロテインを飲んでもいいのですがプロテインは咀嚼できないので満腹感を感じ辛いんですよね…。
それに、プロテインを1杯飲むこととサラダチキンを1個食べることを比較し考えると、明らかにサラダチキンを食べたほうがお腹が満たされますよね?
そういった理由からダイエット中は、咀嚼回数を稼ぐことができる”鶏むね肉”がおすすめなのです!
(ちなみに咀嚼回数を稼ぐという狙いでいえば、イカの薫製などもおすすめですがビールが欲しくなってしまうかもしれません(笑))
低脂質な肉類とのコスパ比較
いろいろ鶏むね肉の良い点について書いてきましたが、やはりと鶏むね肉の最大の長所はコストパフォーマンスにあると思います。
(値段の相場は僕がインターネットで独自調査したものになります。)
分かりやすく100gあたりで鶏むね肉以外の低脂質な肉類とコスパを比較してみると、
- 鶏むね肉
たんぱく質:22.3g 値段:約50円
(ちなみに僕は都内のドンキで48円のものを購入しています!) - ささみ
たんぱく質:23g 値段:約70円 - 豚ヒレ
たんぱく質:22.8g 値段:約120円 - 牛ヒレ
たんぱく質21g 値段:約500円~
となっており、たんぱく質含有量で比較すると鶏むね肉がいかにコスパが良いかということ分かるかと思います。
まとめ
マッチョやダイエッターにうれしい純粋なたんぱく質、そして疲労回復効果が期待できる「イミダペプチド」、さらに満腹感を与えてくれる「ヒスタミン」、最後に圧倒的なコスパときたら、もう鶏むね肉を食べない理由が見つからないでしょう(笑)
また、個人差はあると思いますが、何気に癖のない味が継続的に食べるのに向いているんですよね。なので、僕はかれこれ3年くらい毎日食べていると思います。(笑)
今回は、あらゆる点から総合的に見て鶏むね肉がどれだけ優れているかについて説明しました。他の食材でも、たんぱく質を多く含むものはありますが、鶏むね肉はそれ以外の点でも筋トレ、ダイエットに最適な食べ物です。
鶏むね肉が良いのは知ってるけど、「なにがいいのか分からない」という方のために少しでも理解していただけたら嬉しく思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
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ダイエッター(ダイエットをしている方々)やマッチョ達が、よく鶏胸肉を食べている姿を目にすることがあると思いますが、その理由はどういったところにあるのか。今回はその謎をイラストで楽しく、そして分かりやすく説明します。