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今もっとも熱い男『パクチー大原』のすべて

今もっとも熱い男『パクチー大原』のすべて


ライター

皆さんは「パクチー大原」という男をご存知でしょうか?本名を大原優一(オオハラユウイチ)といい、トレーナーとしても活躍している人物です。これまでに大会への出場や優勝を経験し、今もなお高みを目指し熱意を燃やしています。

こんにちは。駿(ハヤオ)です。

今回は、私にこのトレタス(TORETASU)を紹介してくれた「パクチー大原」について紹介したいと思います。

大学時代から続くパクチー大原との友人関係

いまもっとも熱い男『パクチー大原』の全て

パクチー大原は、本名を大原優一(オオハラユウイチ)といいます。

私と彼との付き合いが始まったのは2013年。私が大学四年生のときに、彼が私のサークルに新入生として入部してきたことがきっかけでした。

あれから6年が経ち、今では共にウエイトリフティングを観に行ったり、カレーを食べに行ったり…。大学卒業後も付き合いの続いている後輩の一人です。

パクチー大原という人物について

まずはパクチー大原についてご紹介しましょう。トレタス(TORETASU)のプロフィールには下記のように書いてあります。

 
  
パクチー大原
  
1994年福岡県北九州市生まれ。少林寺拳法の先生の「大胸筋ルーレット」に憧れ中学生から筋トレを始める。
  
高校の時に入った柔道部がほとんど活動していなかったため、学校の施設を利用し筋トレのみ行う。高校二年生の時にYouTubeでミスター早稲田(大学のボディビルコンテスト)を見つけ、行く大学はここしかないと思い入学を決意する。
  
2013年早稲田大学スポーツ科学部に入学。2013-2017にかけての4年間、早稲田大学バーベルクラブにて筋トレ生活を行う。
  
卒業後、2017-2018年にかけて不動産(一戸建てアパート)の営業として一攫千金を狙うも撃沈。2018年6月から筋トレを本職にするため指導方法とトレーニングの知識について学びなおす。
  
2018年8月よりエニタイムフィットネスでトレーナー活動を行う。
 

私が彼のことを知ったのは、2013年に彼が早大バーベルクラブに入部してから。初めて会った時の彼の印象は“腕の太い一年生”というイメージでした。

彼は、2014年の大学二年生の時に学生ボディビル選手権大会(学生ボディビル)に初めて出場しました。結果は、関東学生選手権で16位、全日本学生選手権では予選落ちでした。

学生ボディビルで6位入賞、ミスター早稲田で優勝

そして、1年間大会への出場を休んだ彼は、大学4年生(2016年)の時に学生ボディビルに2度目の出場をし、なんと今度は6位に入賞しました。

この2016年の大会出場時には、私からも日焼けやポージングのアドバイスを少しさせていただいた記憶があります。

学生ボディビル大会

そして学生ボディビルの直後に行われる、『ミスター早稲田ボディビルコンテスト(ミスター早稲田)』で優勝

高校2年生の時にYouTubeで初めて見た舞台で結果を残しました。

ミスター早稲田ボディビルコンテスト2016

そのほか、パワーリフティングの大会にも出場しています。

パワーリフティングの大会にも出場
パワーリフティングの大会にも出場2

大学卒業後は不動産関係の営業職を経て、トレーナーに転職。

現在はトレーナーとしてお客様へ接するだけでなく、ブログやYouTubeなどでも多角的にトレーニングやボディメイクについての情報を発信しています。

競技者としても2023年のJBBF東京選手権での優勝を目標にボディビルに取り組んでいるようです。

ボディビルダーとしての評価

ボディビルダーとしての評価で見たとき、彼の最大の武器はなんといっても大腿四頭筋の筋量です。豊富な筋量を誇る大腿部に加え、腕や肩、背中もいいものを持っています。

ボディビルの知識レベルですが、彼は早稲田大学のスポーツ科学部を卒業しているので、スポーツ系の学生が一般的に学ぶような知識はすべて大学で学び尽くしており十分と言えます。

また、現在でも有名なボディビルダーのパーソナルトレーニングを積極的に受講するなどし、彼らの知識や経験を自分のものにするべく努めています。

パクチー大原のトレーニング方法とは?

大学2年生だった2014年に全日本学生選手権で予選落ちしてから彼のトレーニングに対する姿勢は変わりました。色々試行錯誤していたのかもしれませんが、最終的にはサイクルトレーニングを取り入れるより大きく変化したようです。

サイクルトレーニング

パワーリフティングのトレーニングとして一般的になったトレーニング方法です。元ミスター日本の田代誠選手の大幅なバルクアップを支えたトレーニング法としても有名です。

具体的には、1か月から3か月程度の期間を設定し、1RM40~50%の重量でメインセットを組むところから始め、最終的に1RMを5~10キロ程度更新することを目指します。(※参考:サイクルトレーニングの第一人者、三土手氏による記事

2015年以降

2015年頃の大原は、ベンチプレス・スクワット・デッドリフトのビッグ3を中心にサイクルトレーニングを行っており、その結果、下記のように大幅なパワーアップを果たしています。

 
      
  • ベンチプレス…100キロUP
  •   
  • スクワット …130キロUP
  •   
  • デッドリフト…140キロUP
  •  

パワーアップと筋量増加は必ずしも比例しないこともありますが、彼の場合はビッグ3で扱える重量の増加が、筋量増にも大きく貢献したのは間違いないでしょう。

これに加え、2016年の大会後は脂肪の削られた状態で様々なトレーニングアプローチを行っています。その結果、”部位別にボディビル的な筋肉を作ることが出来る”ということに気づいたようでした。

現在も行っている有名ビルダーのパーソナルトレーニング受講は、この気づきに基付いています。ボディビル的なトレーニングアプローチを効率的に行う方法、これは誰にとっても良い影響を与えてくれると思います。

そして現在、彼らのアドバイスを自らのトレーニングに取り入れながら大きな成果を挙げています。

元ミスターオリンピアのロニーコールマンは、かつて「パワーリフターはボディビル的なトレーニングを行うべきだし、ボディビルダーもパワーリフティングトレーニングを行うべきだ」と言っています。

つまり“重量を追い求めるトレーニング”と“ボディビル的な局所に刺激を与えるトレーニング”の2つは、その両方をやる方がパワーアップにも筋量増にも良いという訳です。

トレーニーとしての大原優一は、今まさにその両面からの刺激を体に取り入れることで、自らの体を無駄なくブラッシュアップできるよう試行錯誤しているところでしょう。

トレーナーとしての大原優一

トレーナーとしての彼は、これまでの経験から得られたものを個々のクライアントの状況に合わせて的確に指導できる男です。

私は以前、「パクチー大原に指導を受けることでサイドレイズが効くようになった」という方にお会いしたこともあります。

そして彼は、知識の出し惜しみをしない男でもあります。実は彼がTwitterを始めた当初、「トレーナーがお金をもらって発信している情報を無料で発信しているので、同業者から煙たがられるのではないか?」という人もいたほどでした。

ですので、ことトレーニングという面において彼の指導には何の問題もなく、むしろお勧めできるトレーナーと言えます。

最後に

さて、ここまでパクチー大原についてご紹介してきましたが、いかがでしょうか?

彼はトレーニングに対してとても貪欲で、自らの成長と知識の獲得はもちろん、それを人に広めることまで常に熱意を絶やさない男です。ボディビルダーとしてだけでなく、トレーナーとしても、これからの彼の活躍には期待せざるを得ません。

以上、ゼロカロリーゼリーがやめられない男、駿(ハヤオ)でした。

カテゴリ:知識

取材・この記事を書いた人

投稿者・寄稿者
駿 (Hayao)

ボディビルライター。普段は事務員をしながらトレーニングを行い、コンテスト出場と観戦を趣味としています。学生時代に全日本学生選手権で2位、ベンチプレスではジュニア日本記録(ノーギア)を保持。目標は、横川尚隆に『僕よりかっこいい身体をしている』と言わせること。


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