過去にキレ食い・ドカ食いから3週間で20kg太った僕の“暴飲暴食”対策
こんにちは!マッスルイラストレーターの内記(keito_naiki)です。早いもので気付けばもう6月。本格的な夏が近づいていますね。
さて、夏といえばダイエットシーズンも真っただ中。
ということで、今まさに読者の皆様の中にもダイエット中という方は多いと思います!そんな僕も絶賛ダイエット中で、今年は今のところ順調に脂肪を落とせており、3か月で8キロほど体重を落とすことができました。
もちろん、いつも順調という訳ではありません。実は去年も同じようにダイエットをしていたのですが、最後の最後で大失敗…。ダイエットがかなり苦い思い出になってしまいました(笑)
そして、僕がダイエットに失敗した要因こそが、今回のテーマ「キレ食い(ドカ食い)」です!!そこで、今回はキレ喰い・ドカ喰いをテーマに対策を踏まえ説明したいと思います。
目次
キレ食い(ドカ食い)とは?
「キレ食い(ドカ食い)って何?」という方のために説明しましょう。
キレ食い(ドカ食い)とは「日々のダイエットによって抑圧されていた食欲が何かのきっかけによって爆発し、とめどなく暴飲暴食を繰り返してしまうこと」です。
参考までに【僕のキレ食い記録】を見てみましょう。
- ①目標摂取カロリー:2,600kcal
- ②実際の摂取カロリー:9,060kcal
- ①-②:6,460kcal
おそらく記録しきれていないカロリーもありますので、実際には12,000kcalほど摂取してしまったと思います。
ちなみに、嘘みたいな話ですが、僕は3週間で20kgも太った経験があるほどの大食漢で、食欲が爆発すると20,000kcalくらいまでなら食べられます。
このように誰でもダイエットを失敗へと導くキレ食いですが、実は脂肪がつくだけではなく肉体・精神に多大な悪影響を与える可能性もあるのです!まずは、その点について紹介させていただきますね!
キレ食い(ドカ食い)がもたらす悪影響
第一段階「激しい後悔」
「普段は食事に気を使っているから大丈夫」
「1日くらいじゃ太らない」
「おいしいものを食べて気持ちをリセットするぞ!」
どれも正しい主張だと思います。
しかし、はじめは軽い気持ちで好きなものを少量食べるつもりでも日々の食事制限によって抑圧された食欲は恐ろしく、、気が付いたら具合が悪くなるまで食べてしまうことさえあります!
そしてお腹がはち切れるまで食べたのにも関わらず「この機会を逃すとまたしばらく好きなものが食べられない」という思考がよぎり…限界を超えても食事を続けてしまうのです。
自制心のある人なら1食好きなものを食べて気持ちをリセットするということもできると思います。ただ、それがなかなか難しい人も多いですよね。
もし今、キレ食いをしようか迷っている人は、僕のキレ食いビフォー・アフター画像を見て思いとどまることをお勧めいたします!
第二段階「急な暴食による消化器官へのダメージ」
好きなものを好きなだけ食べたら当然眠くなりますよね?
これは何故かと言うと、人間は血糖値が爆発的に上がると、それを抑えようとインスリンと呼ばれるホルモンが分泌され血糖値を下げるのですが、これに伴って眠気を感じるようにできているため、日ごろのダイエットでの疲労も相まって眠くなるのです。
「さて寝るか…。ん?寝られない…」と、十中八九こうなります(笑)
しかも、普段はダイエット食に慣れている胃腸に大量の食べ物を流し込めば、胃腸はビックリしますし過度な負担がかかります。キレ食いで胃はパンパンに張って痛みを感じるようになり、横になるだけでも辛くなってしまいます。
ちなみに僕は去年4回ほどキレ食いをしましたが、大体いつも胃の痛みで横になることができず3時間ほどベッドの上でうなだれていました。
さらにキレ食いの悪影響はまだ続きます…。
ここまで読まれた方は「キレ食いってそんなに恐ろしいんだ…やめておこう」と思われたかもしれませんが、念には念をということで恐怖の第三段階もご紹介しましょう。
第三段階「絶望の起床」
胃もたれを感じながらもなんとか起きた翌日、体重を測定してみると2~3キロ増えていることもザラにあります。(僕は最大6キロ増えていました)
もちろん1日のキレ食いで脂肪が何キロも付くことはあり得ないので、体重増加の大半は“胃腸の中の内容物”や“むくみによる水分増加”、そして“グリコーゲンとして肝臓や筋肉に蓄えられた糖”が原因です。
しかし、いつもより3キロも多く表示された体重計を目の当たりにすると、そんな冷静な思考は消え失せ「やらかした」「今までの努力がすべて水の泡」と絶望してしまうのです。そして行き着く先は第4段階へ…。
第四段階「精神崩壊」
やや強い表現ですが、実際に僕は精神が崩壊しました。
これまでの努力が無駄になったと感じてダイエットを1週間ほどやめ、無気力状態になって筋トレも一時的にやめてしまいました。
幸い僕は友達から「一緒に頑張ろう」と言ってもらったことで再起できましたが、ここでダイエットをやめてしまいリバウンドする人も少なくないと思います。
ダイエット当初に掲げた“シックスパックを作って海に行く”などの目標は完全に忘れ去られ、こうしてダイエットは失敗に終わってしまうのです…。
キレ食い(ドカ食い)対策の極秘マニュアル
さてキレ食いが恐ろしいということは十分に伝わったかと思います。
ただ、そもそも「キレ食いを未然に防ぐことはできないのか?」「キレ食い後に有効なリカバリー方法はないのか?」と気になっている人もいるのではないでしょうか。
ここからは、キレ食いの経験から学んだ僕のキレ食い対策極秘マニュアルを伝授します(笑)
キレ食い(ドカ食い)を未然に防ぐために抑えておきたい3か条
- キレ食いを未然に防ぐには
- 【そもそも過度な食事制限はしない】
食事制限の内容がきつければきついほど、キレ食いのリスクは高まります。 - 【ヤバイと思ったら葉野菜とゼロカロリー商品で胃を生める】
こちらは力業。カロリーが極端に低い食品をお腹一杯食べることで、それ以上胃に食料を入れることができなくなります(笑)。 - 【適度な発散日やダイエット休みを設ける】
細かい知識よりも簡単なルール!僕は週末にご褒美として「SUNAO」という低カロリーのアイスを食べています。1個80kcal程度なのに満足感があり侮れません。
キレ食い(ドカ食い)から立ち直るための3か条
もし実際にキレ食いをしてしまった人は、こちらを参考にしてみてください。
- キレ食いから立ち直るには
- 【オーバーカロリーを算出し対策を立てる】
キレ食いによって摂取した余剰カロリーは3日もあれば消費できます。数値を計算し現実と向き合ってみましょう! - 【ダイエットプランを再考する】
そもそもキレ食いをしてしまうようなダイエットプランが悪いのです!あなたは悪くありません!再度プランを練り直し、やや緩やかなダイエットを心がけましょう。 - 【一大決心で山登り!】
登山や遠距離のサイクリング、マラソンなどはとてつもないカロリーを消費します。1日休みが取れた場合は登山などをして余分にとったエネルギーを消費する手もあります。自然に触れることで気分もリフレッシュ!
最後に
いかがだったでしょうか?今回は、僕自身の経験をもとに「キレ食いの恐ろしさ」についてまとめてみました。
キレ食いはしないに越したことはないですが、キレ食いしたからといって絶望することはありません!
また頑張りましょう!実は案外みんなキレ食いしてるものですよ(笑)
取材・この記事を書いた人
「かっこいい体になりたい!」という方に向けて体作りの方法をイラストでわかりやすく発信しています! ちょっとだけ踏み込んだ内容も丁寧に解説!
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ダイエット中の食欲コントロールがうまく出来ず、悩んでいませんか?食欲が我慢できず、ダイエット中なのに一気にキレ食いしてしまう人も多いと思います。今回は僕のこれまでの経験をもとにキレ食いについてお話します。